神は細部に宿る～ミース・ファン・デル・ローエ

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今週のインテリアは、チェコ中部南モラビア州の州都ブルノ近郊の閑静な住宅街にある邸宅。

「トゥーゲントハット邸」です。

ドイツの総合的造形学校「バウハウス」の校長を務めた建築家ミースファンデルローエが設計。

庭側はすべてガラス張りで、間仕切りの壁一面に総大理石を使用するなど、斬新なデザイン構成。

建築近代化運動によって生まれた

機能主義のモダニズム建築を象徴する

重要作品として評価され、2001年に世界遺産に登録されました。

急な傾斜地に建てられた真っ白な外観の邸宅。

一見平屋のように見えるのですが、2階構造になっており、

玄関がある上階にはプライベートスペースが配置され、

下階はキッチンや書斎、居間などのオープンスペースといった空間に。

新しいライフスタイルの需要を満たすための美的概念を示している。